もったいない!湿気た海苔の簡単リメイクレシピ3選
はじめに
「パリッ」と美味しい、開けたての海苔。
焼海苔は手軽なごはんのおともに、板海苔なら、手巻き寿司や太巻き、おにぎらずなどに重宝しますよね。
「あとで残った海苔を食べよう」と思っていたのに、短時間でもう湿気ている…こんな時はどうしたらよいのでしょうか。
そこで山本山がご提案。
味わいや風味は開けたての海苔にはとてもかないませんが、もし海苔が湿気てしまったのなら、ガラッと食べ方を変えてみてはいかがでしょうか。
今回は海苔のアレンジの仕方や炙り方など、「湿気てしまった海苔の活用法」をご紹介します。
湿気てしまった海苔の活用法
海苔は短い時間ですぐに湿気てしまいます。
しかし、風味や香りも落ちてしまったからと言って、捨てるにはもったいない…。
そんなときは海苔のアレンジ料理を作ってみませんか?
一味違う、出来立ての「海苔佃煮」
例えば「佃煮」。
海苔佃煮は生海苔から作るのが定番ですが、焼海苔からも簡単に作ることができます。
ふわっとやわらかい海苔がごはんに良く絡み、市販の佃煮とは一味違う出来立ての美味しさが楽しめますよ。
ごはんにはもちろん、バタートーストに塗ったり、チーズや生クリームと一緒にパスタに和えたり、サッとゆでた野菜と合わせ、和え物にするのもおすすめです。
- まずは鍋に小さくちぎった海苔1枚分を入れます。そこに、水 40cc、醤油 大さじ1、砂糖 小さじ1、みりん 小さじ半分を入れ、一度沸騰させます。
- そのまま弱火でじっくり煮ます。
- およそ3分煮込みます。水分が少なくなり、ツヤが出てきたら完成です。砂糖やみりんの甘み、醤油の風味などはお好みで調整してみてください。
※ちなみに、こちらの佃煮は電子レンジでも作れます。その際は水分が飛びにくいので、水を30ccに減らして作ってみてください。
磯の香りが食欲をそそる「海苔ドレッシング」
お刺身やサラダ、豆腐などに合う、ちょっと変わった「海苔ドレッシング」もいかがでしょうか。
今回ご紹介した海苔のアレンジは、保存料などが入っていないので日持ちはしません。
必ず冷蔵庫で保存をし、お早めに食べきってください。手軽にできるので、その日食べきれる分だけを作るのが良いかもしれませんね。
- 器に小さくちぎった海苔1枚分と水 30cc を入れ、電子レンジで1分加熱します。
- 1を加熱している間に、オリーブオイル大さじ 2、お酢大さじ 1、砂糖ひとつまみを加えて、よく混ぜ合わせます。
- やわらかくなった1 に、2 を合わせるだけ。梅肉やワサビを少々加えると、爽やかさもプラスされます。
「もみ海苔」で料理に幅を
炙った海苔をもみ海苔に。様々な料理に活用するのも一つのなのです。
そばやそうめんなど、麺類との相性は抜群!そのほか、味噌汁やおすまし、サラダやチャーハン、どんぶりなど用途は色々。
海苔の風味が料理の幅を広げてくれます。
- 海苔を炙る
- 炙った後の海苔をビニール袋に入れて軽く揉むだけ。手も汚れず簡単にできます。