飲み終わった茶葉(茶殻)で消臭・掃除!驚きのリサイクル方法
はじめに
お茶を飲んだ後の茶殻、皆さんはどうしていますか?迷わずゴミ箱に捨てている方も多いのではないかと思います。しかし、消臭効果や殺菌効果が高い茶殻には、実に様々な使い道があります。
今回は、そんな茶殻の意外な活用法を、掃除、消臭、美容など、様々な角度からご紹介します。捨ててしまう前に、ぜひ一度読んでみてください。
茶殻の意外な8つの活用法
掃除・手入れ
1. 掃き掃除
茶殻を散らすだけで、ホコリが舞い上がるのを防ぎ、お部屋を清潔に保てます。また、殺菌効果もあるので、気になる菌の繁殖も抑えられます。
2. 拭き掃除
茶殻を包んだ布で床を磨くと、美しいツヤが生まれ、まるでワックスをかけたような仕上がりに。お子様やペットがいるご家庭も、天然のワックスとして、安心してお使いいただけます。また、殺菌効果と消臭効果の両方を活かすことができます。
3. さび防止
鉄鍋を茶殻で磨くと、サビの発生を抑制。茶葉に含まれる抗酸化成分が、鉄をサビから守ります。
消臭
4. 冷蔵庫・冷凍庫
冷蔵庫や冷凍庫に茶殻を入れたネットを置くだけで、気になるニオイを消臭。いやなニオイが混ざり合うのを防ぎ、清潔な状態を保つことができます。
5. 靴・靴下・下駄箱
靴や下駄箱に茶殻を淹れることで、ほこりやにおいを取ってくれると同時に、殺菌効果も得られます。ばらつかないようにネットなどに入れて使いましょう。
6. 魚料理
グリルを使用後に網に茶殻を振りかけると、魚の生臭さを和らげることができます。焼いている段階で直接魚にまぶしてもよいでしょう。
その他
7. 入浴剤
茶殻には、抗菌作用があるため、水虫やあせもなどの肌トラブル予防にも役立つと言われています。またお茶に含まれる青葉アルコールやピラジンなどの香り成分には、リラックス効果や血流を改善する効果が期待できます。
8. 肥料
お茶の葉には、植物の生長に必要な栄養素が豊富に含まれており、特に窒素、リン酸、カリウムなどの成分は、植物の生育を促進する効果があります。茶殻には、お茶の成分の7割近くにあたる不溶性の成分が残っており、植木など植物への良質な肥料になります。
茶殻を再利用する際の注意点
茶殻を再利用する際は、いくつかの点に注意が必要です。
まず、かご網や急須から取り出した茶殻は、必ず乾燥させるようにしましょう。十分に乾燥させた後、三角コーナー用のネットやお茶パックなどに入れてから使用すると、扱いやすくなります。
また、濡れた茶殻は色移りしやすいという点にも注意が必要です。
特に、茶殻で拭き掃除をして、布を洗うなど水に浸す場合は、専用の容器を用意しておくと安心です。
これらの点に注意しながら、茶殻を有効活用し、より豊かな生活を送ってみてください。