ほうじ茶の美味しい淹れ方!初心者でも簡単◎香りを引き出すコツ
はじめに
ほうじ茶は、煎茶や番茶などを高温で炒ったお茶です。炒ることでカフェインが破壊されるため、渋みはほとんとありません。胃にも優しいため、子供や妊婦さんも安心して飲むことができます。
今回は、ほうじ茶の淹れ方についてご紹介します。煎茶や玉露と異なり、とってもシンプルなので、ご自宅で気軽に香ばしいほうじ茶を楽しみましょう。
高温のお湯で淹れるのがほうじ茶のコツ
煎茶と最も異なるのは、湯冷ましが不要な点です。
沸騰したばかりの熱いお湯を使いましょう。ほうじ茶の魅力であるこうばしい香りも、高温のお湯で淹れたほうが引き立ちます。
また、先述したように、ほうじ茶は焙煎しているため、苦みや渋みの元であるタンニンやカフェイン類がほとんとありません。一杯目を入れたあとに、余ったお湯を急須に残しておいても、渋みが出にくいため問題ありません。熱いお湯でたっぷり作りましょう。
用意するもの(材料と道具)
・急須/土瓶
・茶碗
・ティースプーン
・茶葉
・お湯
・タイマー
1人分
・茶葉:2グラム(ティースプーン1杯分)
・お湯の量:80CC
・温度:90℃程度
ほうじ茶の基本の淹れ方
- 急須に目的の杯数分の茶葉を淹れます。煎茶のように急須を温めることはなく、湯気が立たないので、茶葉はスプーンから直接投入して大丈夫です。
- 90℃程度の高温のお湯を、一人当たり80CCを目安に注ぎます。高温のお湯で淹れるのは香りが立つようにするためです。
- タイマーで30秒計って浸出させる。二煎目を淹れる際は、1煎目の倍で、約1分ほど浸出させましょう。
- 時間が来たら、量が均等になるように廻し注ぎをします。急須にお茶が残っても、煎茶とは異なり苦みが出にくいので、そのままにしておいて大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか。煎茶や玉露と異なり非常にシンプルで大雑把な淹れ方でも問題がないほうじ茶。
カフェイン中毒などの心配もなく、日常的な水分補給としても向いているといえるでしょう。また、血流改善やストレス緩和など、様々な健康効果もあります。
ぜひこの機会に、毎日の生活に気軽にほうじ茶を取り入れてみてはいかがでしょうか。