おうちで簡単!アレンジ自在♪自分だけのフレーバー緑茶
はじめに
そのシンプルながらも奥深い味わいが魅力の日本茶。
もちろんそのまま飲んでも美味しいのですが、フルーツやハーブを使って自分で香り付けをすることにより、新たな魅力を引き出すことができます。
好みの香りで日本茶を楽しんでみましょう。
そもそもフレーバーティーとは?
フレーバーティーとは、紅茶や緑茶などのベースとなるお茶に、花や果物、ハーブなどの香りや風味を加えたお茶のことです。
アールグレイのようにベルガモットの香りが特徴的なものや、ローズヒップやジャスミンなど、様々なフレーバーがあります。
これらのフレーバーは、乾燥させた花や果実を直接茶葉に混ぜ込んだり、香りを移したりしてつけられます。
ベースとなるお茶の種類や、加えるフレーバーの種類によって、無数の組み合わせを楽しむことができます。
香り付けの醍醐味
「紅茶のフレーバーティーは好きだけど、日本茶にフレーバーをつけるのはちょっと…。」そう思っている方も多いかもしれません。
しかし、煎茶やほうじ茶など、日本の伝統的なお茶も、フルーツやハーブと合わせることで、全く新しい味わいが楽しめます。
煎茶の爽やかな香り、ほうじ茶の香ばしい香りなど、日本茶はそれぞれ個性的な香りを持ち合わせています。
このベースとなる香りに、ハーブの爽やかさや、ドライフルーツの甘酸っぱさを加えることで、奥行きのある、自分だけのオリジナルブレンドを作ることができるのです。
例えば、煎茶にミントとレモンを合わせれば、爽やかな夏のティーに。ほうじ茶にシナモンとリンゴを合わせれば、温かみのある秋のティーに。
様々な組み合わせを試すことで、新しい発見があるかもしれません。
組み合わせは無限大なので、創造力を掻き立てて自分だけの特別な一杯を創り出してみましょう。
フレーバーティーの作り方
作り方はとても簡単です。急須に茶葉と一緒に、お好みのハーブやドライフルーツを入れ、お湯を注ぐだけ。
そうすることで、お茶が淹れられるのと同時に、素材の香りがお茶に溶け込み、オリジナルのフレーバーティーが完成します。
ただし、素材を直接カップに入れてしまうと、香りが強くなりすぎてしまうので注意が必要です。
また、フレーバーの量は、お茶の風味を損なわない程度に控えめにするようにしてください。
失敗しないフレーバーづくり
味付けや香り付けは過度にやるとうまくいきません。これは日本茶にフレーバーをつけることも例外ではありません。
フレーバーティー作りで大切なのは、少しずつ、丁寧に 味付けをすることです。
香料やフレーバーは少量でも香りが強く出るため、一度にたくさん加えてしまうと、せっかくの茶葉の味が損なわれてしまうことがあります。
コツは、少量ずつ加えて、その都度味わいを確認することです。物足りなければ、少しずつ量を増やしていけばよいのです。
大切なのは、全体のバランスです。フレーバーの香りを際立たせることも大切ですが、ベースとなる茶葉の味がしっかりと感じられるようにすることも忘れないようにしましょう。
海外のフレーバーティー
海外のフレーバーティーは、日本とは少し違った楽しみ方があります。
日本のフレーバーティーは、茶葉本来の味を活かしつつ、香りを楽しむためにフレーバーを加えることが多いです。
一方、海外のフレーバーティーでは、甘味を重視する傾向があります。
これは、海外では甘いものが好まれ、緑茶の渋みに慣れていない人が多いという背景があります。そのため、海外で販売されているペットボトルのお茶には、砂糖が大量に含まれているものも少なくありません。
ほうじ茶とミルクの組み合わせは、まさにこの両方の要素が見られる例です。
ほうじ茶の香ばしさを残しつつ、ミルクのコクが加わることで、よりまろやかで飲みやすい味わいが楽しめます。
これは、ほうじ茶の苦みを和らげるだけでなく、海外の人にも受け入れやすいように工夫された飲み方と言えるでしょう。
フレーバーティーの一例
ほうじ茶×ミルク | ほうじ茶の香ばしさを残しつつ、みるくがほうじ茶の味をまろやかにし、飲みやすくなります。 |
ほうじ茶×シナモン: | ほうじ茶の香ばしさに、シナモンのスパイシーな香りが加わり、温かみのある味わいに。寒い日にぴったりです。 |
ほうじ茶×ジャスミン | ジャスミンの爽やかさがほうじ茶の香りによく合います |
ほうじ茶×はちみつ | はちみつの甘さがほうじ茶の味わいに加わり、口にしやすい組み合わせに |
玉露×ゆず | 柚子の味わいが玉露の濃厚なうまみを引き立て、さっぱりした味に変わります。 |
玉露×黒蜜 | 黒蜜のまろやかさのある甘みと玉露のうまみがハーモニーを奏でます。 |
煎茶×ミント | 爽やかなミントが煎茶の苦みを和らげ、すっきりとした味わいに。夏の暑い日にぴったりです。 |
煎茶×ゆず | ゆずの爽やかな酸味が、煎茶の旨みを引き立てます。温かいお茶としても、冷やして飲んでも美味しいです。 |
煎茶×キウイ | キウイの酸味と甘い香りが煎茶のさっぱりした味と相性抜群です。 |
玄米茶×いちご | 玄米の香ばしさに、いちごの甘酸っぱさが加わり、デザートのような風味に。 |
玄米茶×バニラ | バニラの甘い香りが、玄米茶を優しく包み込みます。リラックス効果も期待できます。 |
まとめ
いかがでしたか。今回は日本茶で楽しむフレーバーティーについてご紹介しました。
様々な茶葉とフレーバーの組み合わせを試すことで、自分だけの特別な一杯を見つけることができます。日本茶の新しい楽しみ方として、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。