毎日飲める!緑茶ダイエットでぽっこりお腹を撃退!簡単習慣
はじめに
緑茶は、古くから親しまれてきた日本の伝統的な飲み物であり、近年では健康的な減量方法として注目されています。お茶に含まれるカテキンやテアニンといった成分が脂肪の吸収を抑制し、代謝を促進することで、ダイエット効果が期待できるのです。さらには、緑茶に含まれるカフェインが脂肪燃焼を促進し、エネルギー消費を高めることが分かっています。
今回は緑茶が持つダイエット効果についてご紹介します。
緑茶の知られざるダイエット効果
1. 脂肪燃焼を促進する
緑茶に含まれる苦み成分、カテキンには、脂肪の分解を促進する効果があります。特に、ガレート型と呼ばれるカテキンの成分が、体内の酵素を活性化することで脂肪燃焼を促進したり、脂肪の吸収を穏やかにしていることが分かっています。
2. 代謝を高める
カフェインには、交感神経を刺激することで、代謝を高める効果があります。代謝が高まると、エネルギー消費量が増え、脂肪が燃焼しやすくなります。
3. 満腹感を得られる
緑茶に含まれているうまみ成分のテアニンには、満腹感を得られる効果があります。食事前に飲むことで、食べ過ぎを防ぐことができます。
科学的に証明されている緑茶のダイエット効果
緑茶のダイエット効果に関する研究結果も報告されています。
ある研究では、緑茶を毎日摂取したグループは、摂取していないグループよりも体脂肪が減少したことが示されています。別の研究では、緑茶を食事と一緒に摂取したグループは、摂取していないグループよりも血糖値の上昇が抑制されたことが示されています。
緑茶以外にもいろいろ!ダイエット効果があるお茶
ここまでは緑茶についてご紹介してきましたが、実は緑茶以外にもダイエット効果があるお茶は多数あります。
お茶の種類によって、含まれる成分や効果が異なります。
1. 緑茶
ひとことで緑茶といえど、煎茶、玉露、ほうじ茶、玄米茶など様々な種類があります。ダイエットに効果的な緑茶の種類としては、カテキンを豊富に含む煎茶がおすすめです。煎茶にはたくさんのカテキンが含まれており、脂肪の吸収を抑制する効果があります。また、新陳代謝を促進し、脂肪燃焼を助けます。緑茶にはカフェインも含まれていますが、コーヒーよりもそのカフェイン量は少なく穏やかな刺激なので、敏感な方でも安心して飲むことができます。
2. 烏龍茶:
さっぱりとした味わいで、食事との相性も良い烏龍茶。カテキンやポリフェノールを豊富に含み、脂肪燃焼効果と代謝促進効果が高いことで知られています。特に、運動前に飲むことでエネルギーを得やすくなるため、運動効果を高めたい方におすすめです。また、デトックス効果も期待できます。
3. プーアル茶:
プーアル茶は、中国の雲南省で生産される発酵茶の一種です。カテキンやテアニンなど脂肪の分解を助ける酵素が豊富に含まれており、脂肪燃焼を促進します。また、食後の血糖値の上昇を抑える効果も期待できます。
4. 黒豆茶:
黒豆茶は最近注目されているお茶の一つです。黒大豆を煎じたお茶で、ポリフェノールや食物繊維、イソフラボンなど栄養成分が豊富に含まれています。特にダイエットにおいては、脂肪の吸収を抑制し、脂肪を燃焼させる効果が期待できます。さらに、血糖値の上昇を抑え、満腹感を持続させる効果もあるため、間食を抑制するのにも役立ちます。
5. 杜仲茶(とちゅうちゃ):
杜仲茶に含まれるアスペルロシドという成分が、全身の基礎代謝をアップさせ、体内の脂肪を消費する効果があるといわれています。そのほか、GABAが豊富で、脂肪燃焼効果と便秘解消効果が高いことで知られています。
緑茶をダイエットに活かす5つのポイント
お茶を効果的に摂取するためには、正しい飲み方が重要です。
ポイント①飲むタイミング
最も効果的な飲み方は、食事中に飲むことです。胃腸に食べ物がある時に飲むことにより、食事に含まれる脂肪の分解を抑え、油の吸収を抑えることが可能になります。
ポイント②こまめに飲む
お茶がいくらダイエットに効果的だからといって、短時間でたくさん飲んでしまうとカラダに悪影響を及ぼす可能性もありますので注意が必要です。
お茶は、食事中をはじめとし、起きたときや夕方など、さまざまなタイミングでこまめに摂取することでよりダイエット効果を得ることができます。
ポイント③ホットで飲む
冷たいお茶は、体を冷やす効果があります。ダイエット中は、体を温めるために温かいお茶を飲むことをおすすめします。
ホットで飲むことで、体を芯から温めてリラックス効果が高まります。朝食後や寒い日には、温かいお茶で体を温めると代謝が活性化し、脂肪の燃焼効果も期待できます。また、温かい飲み物を摂ることで胃腸の働きが整い消化吸収もスムーズに行われます。
ポイント④時間帯は要注意
普段お茶やコーヒーを飲む習慣がない方は、カフェインに敏感かもしれません。カフェイン入りのお茶を寝る前に飲むことは避けましょう。カフェインは中枢神経を刺激し、睡眠を妨げます。寝る数時間前からカフェインを摂取しないようにしましょう。
ポイント⑤1日の上限は2Lまで
そんなに体に良いお茶ならば、たくさん飲んだほうが早く痩せれるのでは?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなに甘いものではありません。
緑茶の適量について、決まった目安はありませんが、カフェインの基準値(成人は1日400mgまで)を考慮すると、1日2L以下にするのがよいでしょう。
緑茶のカフェイン量は、100mlだと20mg、コップ1杯(200ml)だと40mgです。もちろんこの基準は健康に問題がない成人の場合です。
適量のカフェインは、ダイエットに効果的ですが、摂取しすぎはむしろ逆効果です。カフェインの過剰な摂取は胃腸に負担をかけるほか、不眠や動悸などの副作用を引き起こす可能性がありますので注意が必要です。
注意点
1. お茶を過信しない
確かに緑茶はダイエットに効果的な成分を含んでいますが、飲むだけで痩せる万能なダイエット飲料ではありません。ダイエットを成功させるためには、食事制限や運動と組み合わせることが重要です。
2. 無理なく続けること
お茶ダイエットを効果的に取り入れるためには、毎日の生活に無理なく取り入れ、継続することが何より大切です。健康や減量を意識するあまりに、お茶を飲むことがノルマになってしまうとストレスが溜まります。お茶を楽しむ時間を作るようにしましょう。
ダイエットのために飲むだけでなく、香りや温かさを感じながらリラックスする時間を持つことでストレスの軽減や心身の健康にもつながります。ご自身に合った効果的なお茶の飲み方を意識して取り入れてみましょう。
3. 過剰摂取はNG
また、繰り返しになりますが、カフェインの過剰摂取には注意が必要です。
カフェインは、不眠や動悸などの副作用を引き起こす可能性があります。特に、妊娠中や授乳中の女性は、カフェインの摂取量に注意する必要があります。
まとめ
今回は緑茶の持つダイエット効果について、ダイエットに向いている理由やおすすめの飲み方についてご紹介しました。
もちろん緑茶は万能ではありませんが、健康的でダイエットに向いている様々な成分が含まれています。
お伝えした通り、緑茶をはじめとするお茶にはさまざまなダイエット効果がありますが、含まれている成分を理解して過剰に摂取しないことも大切になります。
ぜひ本記事を参考にして、健康的に緑茶でダイエットできるようにしてみてください。