脂肪燃焼UP!運動前の緑茶習慣で健康的に痩せられる理由とは
はじめに
ダイエットに興味がある方は多いと思いますが、運動や食事制限以外にも、身近な飲み物である日本茶がダイエットをサポートしてくれることをご存知ですか?
日本茶に含まれるカフェインは、運動時の脂肪燃焼を促し、筋肉の疲労回復をサポートしてくれます。
また、カテキンの一種は、食事から摂取した脂肪やコレステロールの吸収を抑え、さらには体内で糖に変換されるのを防ぐ働きも。つまり、カラダに脂肪がつきにくく、太りにくい体へと導いてくれるのです。
さらに、日本茶は消化を促す効果もあり、食事のサポートにもなります。無理な食事制限ではなく、お茶を習慣にすることで、より健康的にダイエットを進めることができます。
ぜひ、毎日の食事に日本茶を取り入れて、ダイエットを効果的にサポートしてみてはいかがでしょうか?
お茶に含まれるカテキンとは
緑茶中には8種類のカテキン類が存在しますが、これらは、ガレート型と遊離型の2つにわけることができ、それぞれ特徴があります。
1. ガレート型カテキン
ガレート型カテキンとは、お茶に含まれるカテキンの一種で、体内に吸収されにくく、苦みも強い傾向があります。
エビガロカテキンガレート(EGCG)、エビカテキンガレート(ECG)、カテキンガレート(CG)、ガロカテキンガレート(GCG)の4種類のカテキンのことを言い、その構造にガレート基という成分を持つことが特徴です。
このガレート型カテキンは、私たちの健康に様々な良い影響をもたらす可能性が注目されています。
例えば、脂肪の吸収を抑えたり、コレステロール値を下げる効果があると言われています。そのため、ダイエットや生活習慣病予防に役立つ成分として現在注目されており、多くの研究が行われています。
2. 遊離型カテキン
遊離型カテキンとは、お茶に含まれるカテキンの一種で、他の成分と結合していない、単体の状態のカテキンを指します。
エビガロカテキン(ECG)、エビカテキン(EC)、カテキン(C)、ガロカテキン(GC)という4種類のカテキンがあり、構造がシンプルなため、体内に吸収されやすいのが特徴です。
遊離型カテキンの特徴としては、ガレート型カテキンに比べると渋みが弱い点が挙げられます。
ダイエットを行うという点においては、ガレート型カテキンのように脂肪やコレステロールの吸収を抑える効果は少ないのですが、体内に吸収されやすいため、抗酸化作用や免疫細胞活性化に役立つといわれています。
運動前のお茶で脂肪燃焼効果アップ
カフェインには、筋肉の収縮を促し、運動能力をアップさせる効果が期待できます。
具体的には、筋肉の疲労回復が早まることで、より長く激しい運動を続けられるようになると考えられています。さらに、骨格筋を活性化することで、敏捷性も向上させることができます。
また、カフェインには脂肪燃焼を促進する働きもあるため、ダイエット中の方にとっては強い味方です。運動をする20-30分前に緑茶を飲むことで、より効率的に脂肪を燃焼させることができます。
まとめ
いかがでしたか。脂肪を減らすためには緑茶に含まれているカテキンとカフェインが非常に効果的に働くという点がお分かりいただけたのではないかと思います。
効率的な脂肪燃焼のためには、食生活の見直しや毎日の運動習慣にプラスして運動時のエネルギー消費を高めてくれる緑茶を摂り入れてみてください。