玉露発祥の地 京都・小倉 — YAMAMOTOYAMA SINCE 1690
手摘み玉露を作る農家は、
もはや2軒しかない。
天保6年、山本山の六代目が世界で初めて発明した玉露。
その発祥の地・宇治小倉から届ける、元祖の一缶。
INTRODUCTION
混ぜない。
薄めない。
手摘みの玉露は高い。手間がかかりすぎて、価格を抑えることができません。だから通常、機械摘みの安い茶葉に混ぜて、価格を抑えて売られます。それが、この業界の慣習です。
この玉露は、京都・小倉の手摘み茶葉だけで作りました。混ぜものは、一切ありません。価格は高くなります。でも、手摘みの玉露本来の味わいを、そのままお届けしたかったのです。
発祥の地・小倉の玉露を、そのまま届ける。
それが、玉露を生み出した元祖としての務めです。
RARITY
希少性の理由
玉露発祥の地・京都小倉。かつて、この地には多くの玉露農家がいました。しかし、手摘みは手間がかかりすぎる。後継者もいない。一軒、また一軒と廃業が続き、今、手摘みの玉露を作り続けているのはわずか2軒だけになりました。
年間の生産量は、2軒合わせて1トン強。収穫できるのは、5月の約1ヶ月間だけ。ゴールデンウィーク頃から、5月末まで。天候に恵まれなければ、その年の収穫量は大きく減ります。すべては、この短い期間に決まるのです。
「京都・小倉の手摘み玉露」という商品が、いつまで存在できるのか。正直なところ、私たちにもわかりません。だからこそ、届けられるうちに届けたい。それが、この商品を作った理由です。
THE DIFFERENCE
「折る」と「切る」
たったそれだけの違いが、
すべてを変える。
MACHINE PICKING
機械摘み
バリカンのような刃で刈り取る。
茎も切れる。葉も切れる。
切断面から酸化が始まり、
雑味が生まれる。
HAND PICKING
手摘み
茎を折り取る。
茶葉が傷つくのは、茎が折れる部分だけ。
酸化を最小限に抑え、
澄んだ旨味だけが残る。
国内で生産されるお茶の99%は機械摘み。
手摘みの畑は、もうほとんど残っていません。
PROCESS
90%は、畑で決まる。
01 — 被覆
茶の木を「いじめる」技術
茶の木は、新芽を出して「さあ光合成するぞ」というタイミングで覆いをかけられます。これは、いじめです。光合成を邪魔されると、茶葉は苦しむ。でも、そのストレスが旨味を生む。強い木だけが、強い被覆に耐えられる。強い被覆に耐えた木だけが、最高の玉露になる。
02 — 収穫
2時間ごとに回収。その日のうちに製茶。
手摘みの現場では、約2時間ごとに茶摘みカゴが回収されます。回収されたらすぐに計量し、その足で製茶工場へ。製茶が終わるのは夜10時、11時になることも。鮮度が命。時間との勝負。それが、玉露づくりの現実です。
03 — 熟成
冬まで寝かせる。
通常の新茶は5月頃に販売されます。でも、この玉露は冬まで寝かせます。熟成することで角がとれ、丸みを帯びた深みのある味へ。若葉の香りから、深みのある香りへ。新茶特有の青臭みが抜け、まろやかなコクのある風味になる。
我々がやっていることは、より分けているだけ。
美味しくすることはできない。
後からプラスにはできない。
だから大事なのは、原料です。
BLEND
三つの品種が重なる。
玉露の王道品種。濃厚な旨味と深い緑色。この玉露の骨格を担う。
宇治を代表する希少品種。華やかな香りと上品な甘み。
近年注目の品種。爽やかな後味と透明感のある旨味。
この配合は、狙って作ったものではありません。5月の収穫期、農家から届く茶葉の出来に応じて、最善の組み合わせを探る。今年は、たまたまこの配合になった。来年は、また違う配合になるかもしれない。それが、自然を相手にするということです。
TASTE
「重たさ」がない。
「華やかさ」がある。
京都には、大きく分けて二つの玉露産地があります。「宇治」と「京田辺」。どちらも素晴らしい産地ですが、味わいの方向性が異なります。
京田辺の玉露は、とにかく味が濃い。しっかりとした旨味が口いっぱいに広がる、力強い濃厚さが特徴です。
一方、宇治・小倉の玉露は、そこまでの重たさがありません。代わりに、華やかな香りがふわりと立ち上がる。爽やかで、上品。「覆い香」と呼ばれる、高級な海苔にも似た高貴な香りが、すっきりと華やかに広がります。
この爽やかさゆえに、濃厚なスイーツとは相性が良くありません。合わせるなら、練り切り、あっさりした羊羹、わらび餅。主役はあくまでお茶。お菓子は、引き立て役に徹してもらう。それが、宇治・小倉の玉露の楽しみ方です。
HOW TO BREW
ぬるいお湯で、数分待つ。
温度:40〜60℃
沸騰したお湯180ccを、湯冷まし、急須、茶碗の順に移し替え、約40℃(人肌程度)~60℃になるまで冷まします。
茶葉:約10g
急須に茶葉を大さじ山盛り2杯程度(約10g)入れます。
お湯:180cc
茶碗で約40℃(人肌程度)~60℃に冷ましたお湯を、茶葉の入った急須に注ぎます。
抽出:3分〜5分
お湯を注いで1分ほど経つと、茶葉がお湯を吸って薄緑色に変化していきます。お好みに応じて、約3~5分お待ちください
注ぎ方:最後の一滴まで
濃さが均一になるよう、急須から茶碗へ少しずつ「回し注ぎ」をします。最後の一滴までしっかりと絞りきってください。
「急いでいるから熱湯で」は、最悪の選択です。
渋みが出て、旨味が消えます。その「ゆっくり」の時間こそが、玉露の美味しさを引き出します。
| 内容量 | 30g(約3杯分) |
|---|---|
| 産地 | 京都府宇治市小倉 |
| 品種 | さみどり、うじひかり、きらり |
| 賞味期限 | 未開封で240日 |
| パッケージ | 桐箱入り・茶缶 |
MESSAGE
ゆっくりした時間を、
意識して取ってほしい。
「この頃、急須でお茶を淹れる人が減っている。食事の後に、ゆっくりお茶でも飲もうか、そういう時間が取れなくなっている。取れないんじゃなくて、取らなくなっているんですよね」
「玉露は、美味しく出すのに時間がかかる。ぬるいお湯で、数分待たないといけない。せっかちな人には向いていないかもしれない。でも、その"待つ時間"を含めて楽しんでほしいんです」
「お茶が健康にいいとか、カテキンがどうとか、そういうことは言いません。でも、ゆっくりした時間を毎日意識して取れば、心も体も健康になるんじゃないですか。お茶を淹れる時間は、そういう時間だと思っています」
この玉露は、忙しい毎日を送る人にこそ届けたい。「時短」が当たり前になった今だからこそ、あえて時間をかける贅沢を。一杯の玉露が、あなたの日常に小さな余白を作ってくれるはずです。
— 生産者の声
玉露発明から190年。
元祖が届ける、原点の一缶。
山本山が発明し、山本山が守り続けてきた玉露。
あなたがこの一缶を選ぶことは、小倉の玉露文化を、次の世代に繋ぐことでもあります。
30g / 約3杯分 / 送料無料
※ 数量限定・なくなり次第終了

