海苔の選び方完全ガイド!風味豊かな海苔の見つけ方
はじめに
海苔は、日本の食卓に欠かせない食材の一つですが、スーパーなどに行くと様々な種類の海苔が並べられており、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
美味しい海苔を選ぶためには、いくつかのポイントがあります。今回は美味しい海苔の見分け方について、ご紹介します。
色
黒くて艶のあるものを選ぶとよいでしょう。黒みがかった色合いは、栄養分が豊富で旨みが凝縮されている証拠です。
海苔の表面を見比べて艶と色がいいものを選びましょう。緑がかっている海苔はあまり良くありません。
厚さ
厚みについても薄すぎず、厚すぎないものが理想です。
薄すぎると破れてしまうほか風味が薄い傾向がありますが、厚すぎても時間がたつと硬さが出てきて噛み切れなくなることもあります。ついつい厚いものが良さそうにも思えますが、厚すぎず薄すぎないものがどんな用途でも使いやすいです。
等級
パッケージに「早摘み」「一番摘み」と書かれている海苔はおいしいと言われています。海苔はシーズン中に何回も摘み取り、その中でも初めの1、2回目に摘み取った海苔は柔らかく、口溶けがいいとされています。
海苔は11月下旬から1月にかけて旬の時期になります。この時期に穫れた海苔を使った「新海苔」はうまみや風味が強くもっとも美味しい傾向があります。味だけでなく、早摘みは旨味成分も豊富です。
産地
有明海産はうまみ成分であるアミノ酸を多く含むため、大変柔らかく、くちどけもよいといわれています。対する瀬戸内産は、パリッとした歯ごたえが特徴で、香りが高く風味豊かです。
おまけ
「〇(マル)」と言う等級があるのをご存知でしょうか。
これは海苔の芽が柔らかいことで目が詰まらず穴あきになってしまった海苔のことです。芽が柔らかいと、歯切れがよく口の中でとろける海苔になります。その美味しさはあえて〇等級を好む人がいるほど!穴が開いていないものに比べてお得なこともあります。
まとめ
いかがでしたか。美味しい海苔を選ぶ際は、色、厚み、香り、等級、産地などを総合的に判断することが大切です。
スーパーなどでどの海苔を購入するか迷った場合は、これらを念頭において選ぶとよいでしょう。
海苔は加工頻度が低いので、仕入れ時の原料の品質が海苔の価格にそのまま反映されています。品質の良い海苔は、その分高価なのです。
スーパーだけでなく、海苔専門店や私たちのオンラインショップなどでも、様々な種類の海苔を取り扱っていますので、ぜひ色々な海苔を試して、自分のお気に入りの一品を見つけてみてください。